白湯で温活♪さまざまな効果
お湯を沸かしただけの「白湯(さゆ)」。白湯で体を温めると、どんな効果があるのでしょう?
正しい作り方、飲み方と、効果を理解して温活を始めてみましょう。
温活に効果のある「白湯」ってどんな状態?
温活で使う白湯は水から火にかけて、10~15分沸騰させたものが良いとされています。実際に火にかけることがポイントで、インドの医学「アーユルヴェーダ」に基づく考え方。水が沸騰する過程で、風と混ぜ合わせることが大事だそうです。
飲み方と飲む量の目安
飲める程度の温度(50~60℃)になるまで冷まし、少しずつ飲んで内臓をあたためます。たくさん飲むと、体に必要な成分や要素まで流れて体の負担になってしまうため、一度に飲む量は100~200ml程度で。1日に800ml以上飲まないように注意しましょう。
朝一番に飲む
起き抜けに白湯を飲むことで、内臓温度が高まり、体温を上げるためのエネルギーを他の器官の活動に使えるようになるので、気持ちよく1日のスタートを切ることができます。また、寝ている間に汗をかいて発散した水分を補う役割もあります。
食前に飲む
食事の30分ほど前に飲むと、内臓の働きが活発になり、胃腸の消化吸収能力が高まります。さらに脳の満腹中枢も刺激されるため、食べ過ぎを防ぎます。
寝る前に飲む
体の深部の体温を下げることで、脳のリラックスが促されて質の高い睡眠になります。体温を下げるには、体の温度を一旦上げるのが効果的です。白湯を飲むことでお風呂に浸かるのと同じような効果があります。
白湯は飲み続けることで体調を整えてくれます。また、ていねいに沸かした白湯を飲みながらゆっくり過ごすことは、体にとって良いリラックスタイムにもなります。